2008年07月23日
シナプスは一方通行!
シナプスは一方通行、軸索は両方向!
毎日天気の良い日が続いていますが夏ばてしてませんか? 毎日のこの暑さで大脳が溶けてしまうのではないかと心配しています。アイスでも食べながら頑張りますか……?
さて、夏休み前に終えた神経の分野で重要なポイントがありました。神経のニューロンとニューロンの接している場所(シナプス)では神経伝達物質を分泌する側と受け取る側が決まっていましたね。ですから、情報は一方通行になるのでした。ところが、軸索の途中を閾値以上の強さで刺激すると細胞膜が興奮状態になり、その興奮は両方向に伝導するのでした。
生物用語としての伝導と伝達。伝導は細胞膜における電気的な情報の受け渡しのことであり、伝達はシナプスにおける化学物質による情報の受け渡しなのです。日本語的には伝導も伝達も伝えることに違いはないのですが、生物学的には区別されているのですね。ご注意を!
Posted by 徳門大介 at 10:17│Comments(1)
│刺激の受容と動物の反応
この記事へのコメント
はじめまして。インターネットで検索してたら
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拝見させていただきましたところ、
ブログの内容が非常に興味深く
感じられましたので、
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お気に入りにリンクしても宜しいでしょうか?
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Posted by Burgess-Wheeler at 2008年07月24日 12:10