2009年04月19日
葉緑体はサンドイッチマシンだ!
葉緑体といえば光合成の場。というのはみなさんよく知っていますね。2重膜構造で、内部にはチラコイドと呼ばれる膜構造が発達しています。コインを重ねたような部分を特にグラナなんて呼んでいます。このチラコイド膜の中には光合成に必要な色素が含まれているのです。
ここで、光合成について考えてみると。植物が根から吸い上げて水を分解して水素と酸素に分けます。気孔から入ってきた二酸化炭素と水素をあせてブドウ糖などの有機物に光エネルギーを化学エネルギーとして変換してしまうのです。
言うなれば葉緑体は二酸化炭素の炭素と酸素の間に水素をはさんでサンドイッチにするマシンだと言えるでしょう。
Posted by 徳門大介 at 21:31│Comments(0)
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